〈船と風〉読書会(2025年度前期)

ティモシー・ミッチェル著『カーボン・デモクラシー:石油時代の政治的な力』を読む

~新しい言葉でエネルギーを語るために~

2011年に刊行された『カーボン・デモクラシー』は、化石燃料がいかに私たちの政治システムに制限を課しているのか、西側諸国のエネルギー政策と中東支配がいかに交錯してきたのか、そして石油がいかに無限の成長という神話を生み出したのかを論じた著作です。さまざまな学問分野を織り合わせながら刺激的な議論を展開した本書は、その後おおくの論者によって参照され、〈エネルギー人文学〉における古典的な著作となってきました。パレスチナへのジェノサイドが継続し、地球の気候システムの変化に歯止めがかからないなか、何が今の状況を生み出したのかを理解するために、私たちは本書の読書会を開催します。

出版社ページ

ティモシー・ミッチェル(Timothy Mitchell) は政治理論家、歴史家、コロンビア大学教授。邦訳に『エジプトを植民地化する:博覧会世界と規律訓練的権力』(大塚和夫、赤堀雅幸 訳、法政大学出版会局 2014年)がある。https://blogs.cuit.columbia.edu/tm2421/

開催概要:初回は4月30日夜7時~(ZOOM開催)

以降毎月末に開催予定

第1回(4月末) イントロダクション・第1章(デモクラシーの機械装置)

第2回(5月末) 第2章(魔法の国からの賞品)・第3章(統治される人々の合意)

第3回(6月末) 第4章(善意のメカニズム)・第5章(「経済」に燃料を与える)

第4回(7月末) 第6章(サボタージュ)・第7章(決して起らなかった危機)

第5回(8月末) 第8章(マックジハード)・エピローグ(石油に頼ることを辞める)

参加費:無料

申込先:shipandwind@gmail.com(船と風:中村)

※お申込みいただいた方に毎回試訳をお配りします。


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